【資金調達】赤字企業でも融資可能!インバンカーが解説する赤字決算の戦略的活用法

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こんにちは、株式会社インバンカーの代表、稲葉です。赤字決算と聞くと多くの経営者は不安に感じるかもしれませんが、実は適切に管理されていれば、赤字決算も戦略的なメリットを持つことがあります。また、赤字状態であっても銀行融資を受けられる可能性があることを、具体的な事例を交えてご紹介します。

赤字決算のメリットとデメリット

メリット:

  • 税負担の軽減: 法人税は利益に基づいて計算されるため、赤字の場合は税負担がありません。さらに、赤字額は翌年度の利益と相殺することができ、税金の前払いとして機能します。
  • 法人税還付: 特定の条件下で、過払い税が還付される場合があります。これは一時的なキャッシュフローの改善につながることがあります。

デメリット:

  • 信用度の低下: 銀行は連続する赤字を信用リスクと見なし、融資の承認が困難になることがあります。
  • 債務超過のリスク: 赤字が続くと、会社の負債が資産を超える状態になりかねません。これは企業の持続可能性に深刻な影響を及ぼす可能性があります。

赤字でも銀行融資を受けられる条件

赤字状態でも融資を受けるためには、以下の条件が重要です:

  • 一定の売上実績: たとえば、「A社」は赤字でしたが、安定した売上実績があり、その信頼性から融資を受けることができました。
  • 明確な改善計画の提示: 「B社」は赤字でしたが、人件費削減と業務効率化の計画を銀行に提示し、その具体的な改善策が評価され、融資を受けられました。
  • 資金繰り表との整合性: 「C社」は売上予測と資金繰り表が一致しており、将来の売上増加が見込まれるため、融資の承認を得ました。

債務超過でも融資が可能なケース

債務超過状態であっても、「D社」のように返済計画が明確で、将来の収益性が高いと評価される場合、銀行は融資を承認することがあります。また、代表者が個人的な保証や追加担保を提供することで、銀行のリスクを軽減し、融資の承認を得やすくなります。

インバンカーでのサポート

赤字決算や債務超過に対する不安を解消し、実際に銀行融資を受ける道を切り開くためのサポートを、インバンカーでは行っています。経営状況の詳細な分析から、銀行との交渉戦略まで、私たちは一貫してサポートします。

具体的な支援内容は以下の通りです:

  • 財務分析と改善提案:赤字の根本原因を分析し、改善策を提案します。例えば、不採算部門の見直し、コスト削減、効率化の提案などが含まれます。
  • 資金調達戦略の立案:赤字でも銀行融資を可能にするための戦略を立案します。これには、銀行に提出する事業計画書や資金繰り表の作成が含まれ、将来の売上増加や費用削減の具体的な計画を示します。
  • 銀行交渉の支援:長年の銀行経験を活かして、銀行との交渉を直接サポートします。銀行が求める情報を正確に伝え、融資の可能性を高めます。
  • 追加担保の提案:必要に応じて追加担保の提案を行い、銀行のリスクを軽減する方法を検討します。これには、個人保証や他の資産の活用が考えられます(現在各金融機関は、過度な保全や保証に依存せず将来の事業性を評価することを心がけており、この限りでは御座いません)。

事例紹介:

「E社」は連続して赤字を出しており、債務超過に陥っていましたが、インバンカーの支援により、経営改善計画を策定し、銀行融資を受けることに成功しました。具体的には、過剰な在庫を削減し、無駄な経費を見直すことで財務状況を改善し、銀行からの信用を回復することができました。

まとめ:

赤字や債務超過は決して望ましい状況ではありませんが、適切な管理と戦略的なアプローチにより、これらの課題を乗り越え、企業の持続的な成長へとつなげることが可能です。インバンカーは、その過程で経営者を全面的に支援します。

もし赤字決算や債務超過でお困りの方がいれば、ぜひインバンカーにご相談ください。共に課題を克服し、新たな未来を築いていきましょう。お問い合わせを心よりお待ちしております。

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